曖昧な回顧録。

記憶というものはいい加減なもので、多分都合の良いように覚えているんだろうね。
のび太のパパが少年時代に見た美少女が、実はのび太だったように。
というエピがドラえもんにあったというのもあやふやな記憶であって、つまりはメタ的、フラクタル的に(略

ま、という事で昔観た映画の感想を。
基本データくらいはチェックさせてもらうけど、再見とかしてないので、昔観た時の記憶だけでトライします。


『エレクトリック・ドリーム』

ヴァージニア・マドセンが綺麗でねえ。
耳をそぎ落とすような役をやるワイルドな弟がいるとは到底思えない。
主役の男の顔は忘れた。
とにかく彼女の美しさに圧倒された中学生だったのでした。
貼った画像のパンフレット。記憶と違うなぁ。もっと主役キャラが全面に出たダサイヤツだった気がする。
ちなみに同時上映はリック・スプリングフィールド主演『ハード・ツー・ホールド』っていう“ロックスター”映画。(このtoを“ツー”と表記するのがミソだね)これもしっかりと見た。


『スペース・バンパイヤ』

もうね、マチルダ・メイのおっぱい。これに尽きる。トビー・フーパーさんごめんなさい。
確かパンフレットにもしっかり写真が載っていたような気がする。
あとは精気が吸い取られている男のSFX(懐かしい単語でしょ?)ですね。
これもパッケージのデザインがオシャレ過ぎる気がするぞ。記憶と違う。


『バトル・トラック』

独特のチープ感が、かえってマッドマックス的リアリティを映画に与えている。というのは無理があるな。
ザ・東宝東和配給!って感じの映画。DVDにならないかなあ。買わないけどね。


『悪漢探偵』

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その『バトル・トラック』と同時上映だったのがサミュエル・ホイの『悪漢探偵』
というかこっちの方をメインで観に行ったんだよな。当時の中学生の香港映画への信頼の高さ。


D.C.キャブ

当時、我々の仲間うち(っても3人だけど)では「今まで生きてきたなかで一番酷い映画」と言わしめた作品。今、調べたら監督ジョエル・シューマカーだったんだねえ。そんなに酷かったかどうか確かめたい気もする。確か同時上映は『ラスト・ドラゴン』だったか?こっちはそれなりに楽しんだ記憶あり。


『未来警察』

トム・セレック主演。子供のときは、なんでこのヒゲのおっさんが人気あるのか良く分かってなかった。キッスのジーン・シモンズが悪役をやってましてね。彼が操るカニというかクモというかシャカシャカ動くロボットが、見た目の割りに不気味。マイケル・クライトン監督作です。


と、何か思いつくままに書いてみました。
あ、別におススメってわけじゃありませんので。