2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「なんかあの人、気になっちゃうんだよね」的な。 2011劇場鑑賞映画個人的ベスト10

凄く自分の好みのビジュアルなんだけど、ちょっとした言動や考え方がまるで「瑕疵」のように気になってしまって好きになれないとか、反対に目を見張るような容姿ではないけれど、何かちょっとした「輝き」がひとつあるだけで惹きつけられてしまう。 映画も同…

帝国の逆襲Tシャツより大切なモノ。『宇宙人ポール』

都市伝説というか陰謀説という形で語られる「スピルバーグは政府(あるいはフリーメイソン)の手先としてエイリアン映画を作っている」という話。 こういう話を飲みながら真剣な顔をして話すと多分微妙な空気になりかねないので注意が必要だ。と言う事で 『…

死して屍拾う者なし。『ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル』

『アウトサイダー』のトム・クルーズは華奢な優男って感じでそれほど印象に残らなった。まあ、小さい役でその他って扱いだったのもあるけど。何しろ、男はやっぱりマット・ディロンだろ!って時代ですからね。 あの頃はまさかこんなにビッグなスターになると…

清々しいほどの予定調和。『リアルスティール』

2001年も2010年もとっくに過ぎてしまって、まだモノリスは現れていないが、それでも今はしっかりと未来だと思う。 携帯電話とかインターネットとか充分未来だよね。機能の更新と言う形で未来はジワジワとやってきている。と言う事で 『リアルスティール』 結…

 潜在的同性愛のような友情とそこからの巣立ち。『50/50』

子供の頃、写生大会で描いた絵を学校に戻ってから仕上げていると、担任の先生が「うん。ここにこうやって道を描いたらいいんじゃないか」と言って手を加えられた事がある。 それがすごく嫌だった。 いやアドバイスはありがたいんだけど実際に手を入れられた…

デジタルCGによるフィルム撮影の再現。『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』

しかし、ついにスコセッシまで3Dに手を出すような時代になったんだね。 まあ新しい技術をノスタルジーだけで否定するつもりはないけど、スコセッシには3D似合わない気がするんだよね。なんとなく。 スターウォーズを3D化するのとタクシードライバーを…

キラキラとデコレーションされた日本刀。これで戦います。『JPN/Perfume』

何かを好きである事を留保というか逃げ道付きで宣言するのはみっともないことではあるけれど、まあ、そこは人間の卑しさというか情けなさであって。 例えば「Perfumeが好きだ」という事に対して「いや、曲が良いんだよ。クラブっていうかフロアっていうかそ…