別に上半期まとめという事じゃなく。在庫一掃セール。

7月に入ったと言う事で、今年も半分終わった。
まあ、ベスト的なまとめは年末にゆずるとして。
このブログ始めたのが6月からなので、それまでに観た映画の事を蔵出し的にメモっておく事にする。
ちなみにコメントの長さと個人的評価はまったく比例しません。

  • ソーシャルネットワーク』 今更、どうのこうの言う必要もないくらいの作品。とにかく冒頭から引き込まれる。好きなシーンはたくさんあるが、あえてひとつあげるならばボートレースのミニチュア的映像。
  • 『RED』 何しろヒロインがメアリー・ルイズ・パーカーですからね。こういう作品が作れるところがハリウッドの奥深さというか。ズガガガガガガってマシンガン(?)を撃つヘレン・ミレンもカッコいいけど、豚ちゃん人形持ってうなだれてるジョン・マルコビッチに萌えた。
  • 『ザ・タウン』 ベン・アフレックイーストウッドになれるかはまだ分からないけど、その萌芽は感じた。オレンジの演出は好き。ジェレミー・レナーの顔、なかなか良いね。忘れない顔。
  • ヒアアフター』 今となっては色々考えてしまう作品になってしまった。冒頭のディザスターシーンはそれだけで1本撮れてしまうレベル。各所で垣間見える「画」の力が凄い。レストランで愛人との断絶を感じるマリーの顔を捉えたショットは特に秀逸。
  • シリアスマン』 ラスト。とにかくラストシーンが素晴らしい。ラストシーン部門では今のところ今年度トップかもしれない。何となくレイモンド・カーヴァーの短編を思い出した。
  • トゥルー・グリット』 マット・デイモンがこんなにイケメンに見える映画があっただろうか。髭か?舌足らずなのにカッコいいってどういう事だ。
  • キラー・インサイド・ミー』 マイケル・ウィンターボトムは多分『GO NOW』しか観てなくて、これはロバート・カーライルの代表作だと思っている。ケイシー・アフレックは口元、顎まわりがお兄ちゃんに似てるね。ソコソコ楽しめたんだけど、ラストのCG処理には萎えた。
  • 『エンジェル・ウォーズ』 冒頭の「スイート・ドリームス」からレノックス精神病院、の流れに「笑うところか?」と感じる。アクションシーンがそれほどワクワクさせないのが残念。とはいえ、じゃあつまらないかと言えばそうでもないから困る。いやーでもあの「アスリープ」のカヴァーは酷いなあ。でも楽しめたよ、色々。スコット・グレンも見れたし。
  • 『歓待』 知り合いに誘われて観に行った。ハナタロウ役の人は『家族ゲーム』の吉本を思わせる侵入者ぶりを怪演していたし、面白かったんだけど…。うーん、好きとは言えない作品だったな。平田オリザの舞台に感じる違和感と同じというか…。まあでも主演女優でプロデューサーでもある杉野希妃さんには広島出身だし頑張ってもらいたい。
  • 英国王のスピーチ』 広島で観た。この八丁座ってのがなかなか面白い映画館でね、って前も書いたね。この作品は単に「オスカーを獲った良作」という枠を超える何かを感じるものがあった。個人的に気になったのは妙に端に人物を配置したカメラアングル。一応覚えておこうと思った、トム・フーパー。ちなみにこの人英国ドラマ『第一容疑者』に関わってるんだね。あれ、面白いドラマだった。NHKで観たんだけどヘレン・ミレンの声を丘みつ子が吹き替えしててね、これが案外合ってるから驚いた。


ふう。とまあこんな感じでしょうか。
6月以降に観た作品はブログに書いているので省略。
正確には『月に囚われた男』や『キックアス』も年明けに観たんだけど一応昨年の作品ということで…。
なんか漏れてるのもあるような気がするんだけど、メモを無くしちゃったので分からない。

下半期、今のところの楽しみは『トランスフォーマー:ダークサイド・ムーン』!