春のウィリス祭り(1) 『ダイ・ハード ラスト・デイ』
と言うほどでもないが、期せずしてブルース・ウィリス出演作を立て続けに観ることになった。
ていうか彼の出演作は毎年2〜3本は観ている気がするけど。
と言う事で
『ダイ・ハード ラスト・デイ』
いやーアイマックスシアターは良いね。一部には「あれはアイマックスもどきだよ」なんて声もありますが、いや個人的には満足している。*1
さて。
確かにダイ・ハードを観ている、という気がしない。ジョン・マクレーンである必要あったのか？という疑問は当然ともいえる。
タクシーの運転手の使いどころももうひとつもったいないし、もっとベタな使い方をしてくれた方が気持ちよかったという気もする。
冒頭のOPタイトルは、なかなかカッコいい。犯罪映画って感じがして、あそこは結構ワクワクした。というかそこがピークだったかもしれない。
前半で敵役に魅力を感じないのも良くない。そりゃアラン・リックマンやジェレミー・アイアンズと比較するのも酷な話だが、もう少し「こいつ…手強いぞ」と思わせて欲しかった。*2
カーチェイスシーンも確かに派手ではあるんだが、これは胸焼けする。バカバカしくても良いけど、ちょっと特盛し過ぎじゃないか。とりあえずベンツ最強って事は判った。
逆に終盤のアクションてんこ盛りは素直に楽しめた。
以下ネタバレあり。
核（放射能）の取扱については、まあ確かに色々と思うところがないわけではないが、*3飛び降りながらイリーナに「バイバーイ♪」ってやるところ*4で許したい気がする。ハゲネタにも触れてたし。
ただやっぱり締めくくはもう少し工夫が欲しかったかなー。
ベタだけどNYでタクシー乗って「welcome to NY!」くらいのノリが合ってると思う。
アラン・リックマンリスペクトて感じの落下シーンは評価したい。もしかしてBGMも同じじゃなかったか？気のせいか。
そんなところですかね。
あ。忘れてたけどマクレーン娘、スコット・ピルグリムのラモーナなんだよな。
輝きはラモーナの時の方があったね。
関係ないけどこの動画を貼る。
