野球の試合を観に行った場合は、それは贔屓のチームが勝つのがもちろん一番な訳だけど、では負け試合に全く見どころがなかったというとそう言う事でもない。 例えば期待の若手が一軍に昇格して初ヒットを打ったとか、ベテランのスター選手がここぞと言う場面…
最近では少なくなったけど、若い時には寝る前に睡眠導入の為に色々と妄想する事が多かった。 現実に近い形での妄想もあれば、明らかに非現実的な妄想の場合もある。具体的な内容については言えませんけど。と言う事で 『ベルフラワー』 渋谷シアターNでは公…
80年代や90年代あたりだとドラマや映画の突っ込みどころを笑うというのが基本的なスタンスだったりしたものだ。 しかし『ムトゥ 踊るマハラジャ』には、そういった突っ込みどころを「一周まわって面白い」とか言いながら上から目線的に楽しむ、というスノッ…
という事でいきなりですが 『ダーク・シャドウ』 ティム・バートン&ジョニー・デップのコンビ作を観るのは『スウィーニー・トッド』以来、というかバートン監督作とジョニデ出演作自体しばらくご無沙汰だった。 今回はクロエ・グレース・モレッツも出てること…
しばらく映画を観てなかった。 野球観戦で広島に行ったり、liveを観たり、デジタル一眼カメラ(というかレンズ交換式カメラというのが正しい呼称らしいですね)を買ったりしているうちに一ヶ月近く映画を観ていない状態。まあ、こういうのは流れに任せて。と…
取れないと諦めていた武道館のチケットだったが何とか当選しまして…。 という事で九段下へ行って参りました。東京の中心、日の丸が掲げられた武道館。JPNという名を冠したツアーのひとつの締めくくり*1にはここがやはり相応しかったのかもしれない。今回…
先日ふとデジタル一眼カメラが欲しくなって、衝動的に購入した。 今までコンデジとiphoneカメラを使っていたが、やはり球場等に行くとマウンドやバッターボックスの選手も撮りたい。 とはいえこちらはF値もレンズの○○mmも良く分かっていない状態で、とりあ…
思想や嗜好の違いというのは、他人との親和性において重要なのは、そりゃまあそうなんだけど、許される違いというかそれには許容範囲というのが当然ある。 例えば自分はカープファンだが、だからといって他球団ファンと相容れないという事はない。巨人ファン…
という事で広島にカープの試合を観に行ってきた。 後味の悪い甲子園での敗戦により我が鯉軍は借金1。今季一度も勝てていない(しかも現在首位)のヤクルトとの対戦だが、せっかくの遠征、旨酒を呑ませて頂きたい。 朝からビールが飲めることに感謝しながら、…
冷戦なんて言ったって結局は、それぞれ自国の諜報組織の体制維持の為にお互いに補完しあってるに過ぎないんじゃないか、なんて事を今になっては思うわけだけれど。 対立する2項目は、互いに構造的同盟を結んでいるっていうね。と言う事で 『裏切りのサーカス…
多分最初に観たのは『ランブルフィッシュ』だ。 コッポラの新作と言う事とマット・ディロン目当てで観に行ったら、ミッキー・ロークの色気とスチュワート・コープランドの音楽にノックアウトされた訳だけど、と同時に酔っ払いのヨレヨレのおっさんが実は凄い…
Bugアーティスト: Dinosaur Jr出版社/メーカー: Merge Records発売日: 2005/03/22メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (35件) を見るいきなり貼ってしまったが、これはホント名盤。 やはりダイナソーJr.と言えば、「Bug」というのが正直なところ…
良く耳にする話でアメリカでは観客がアクション映画を観ながらワーワー騒いでるっていうのがある。 主人公が敵を倒したら拍手しながら「いやっほおおおう!」とか叫びながら楽しんでる、というような。 「U・S・A!U・S・A!」ってヤツね。という事で『バトル…
あの日の直後、「ああ、今日は雨が降るから出かけない方がいい」なんて言っていた。 あるいは天気予報の風向きを気にしながらマスクをつけて外出しなきゃ、なんて思っていた。 実際に行動に移さないまでも、いざとなれば東京を離れた方が良いのか、といった…
日本の社会派映画(ドラマ)だと政党は民自党、大手マスコミは毎朝新聞とか東都テレビとかだったりする。 その点アメリカの場合はスバリ共和党と民主党って固有名詞でフィクションを作る。 ていうか共和党、民主党というのは大統領とかホワイトハウス同じよ…
学生の頃、バイト先の社員の人の車に乗ると、その人は革の手袋をしていた。 都内の普通の道を普通の速度で移動してるだけだったけど、運転する時には必ず手袋。 そんな事を思い出したりしながら。と言う事で 『ドライヴ』アバンタイトルから引き込まれる。 …
高校の頃だったか、最終電車に乗って友達の家に泊りに行った事がある。 駅前のベンチで友達が迎えに来るのを待とうと思ったら、そこに女の人が一人座っていた。 彼氏と喧嘩したとかでとりあえず部屋を飛び出して来たらしい。 20分くらいグチや悩み事を聞いて…
いや、しかし邦題のセンスってのも大事だと。 変なタイトルつけるぐらいなら直訳とかカタカナ表記でも良いのになんて思う。 意図的なミスリードによるマーケティングという一面を否定はしないけど。 と言う事で 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 サ…
記憶違いかもしれないが、確かマイケル・ジョーダンと同姓同名のNBA選手がいた気がする。エア・ジョーダンの方との比較で「マイケル・ジョーダン(神じゃない方)」なんて呼ばれていたような…。 でも自信ない。と言う事で 『SHAME‐シェイム‐』マイケル・…
その日その時にどう過ごすか、それに正解はない。 いつもの日曜日だった人もいれば、具体的に関連ある行動を取った人もいるだろう。 それぞれだ。 それぞれだが、いずれの行動(あるいは何もしない事)にも何かしら「それ」が影響している事に違いはない。と…
たまに帰省する時は、なるべく「ビシっとしていない」格好になるようにしている。いや元々そんなビシっとした服を持っているわけではないんだけど、あまりにも「キメてます」ってスタイルはやはり恥ずかしい、という愚かな自意識ですな。と言う事で 『ヤング…
生きていれば段々と思考が保守化するというか、要は頭が固くなってくる訳で。 できるだけ柔軟に色んな物を吸収したいという意欲はあるんだけど、ついつい「昔は…」とか「こんなの○○じゃないよ」といった考えが頭に浮かびそうになる。 同じ口で「いつまでたっ…
まあ例えば子供の時に野球をやっていたりして、バットをぶんぶん回していたら友達の頭をクリティカルヒットしてしまうとか、流石にソレはないにしても、似たような近い事態は多少なりとも誰でも経験していると思う。 加害者だったり被害者だったり、あるいは…
ちょっと鬱状態になることはそれほど不思議な事ではない。 あるいは新しい環境に身を置かなければならない時、どうしようもなく不安に包まれるというのは別におかしいことじゃない。 そういった事態に陥った時、ちょっとした対策で、心の安定を図るなんての…
財布のお金が空っぽでも、昨日買ったパンがあれば空腹は満たされる。 無一文で道に倒れていても誰かが手を差し伸べてくれるかもしれない。 でも人の寿命を延ばす事は、多分出来ない。と言う事で 『TIME』 予告編でキリアン・マーフィーとアマンダ・セイフラ…
1か月ほど前、ナイフで小指の先をざっくりと切ってしまった。 結局、何針か縫合する事になったのだけど、あれだけ痛々しかった傷も今では、ほとんど目立たなくなっている。 人間の回復力・治癒力って凄いな、と改めて実感する。 それでも傷の部分は時々痛み…
翻訳物の小説、特にミステリ系だったりなんかすると登場人物の名前が多くて混乱することがある。 時々、最初の方にある「登場人物紹介」をペラペラと戻って確認しないと「あれ、この人なんだっけ?」ってなってしまう事もしばしば。と言う事で 『ドラゴン・…
何年か前、実家で親のアルバムを見る事があって。 当然彼らにも二十代の時代があった訳で、それはもちろん当たり前の話。いきなり「父親」や「母親」になったわけではない。 就職したての頃の写真や友人たちと旅行に行ったりしている「青春」の1ページを見…
腹の底にズシリとくる映画も良いが、何も考えずに「わはははは」と笑える映画もまた楽しい。 と言う事で 『ペントハウス』 基本的にベン・スティラーが出ているだけで点が甘くなるんだけど、更にエディ・マーフィーまで! 言ってみればデ・ニーロとパチーノ…
子供の頃、近所にゲーム機を置いている喫茶店があって、特に風紀が悪いとか不良のたまり場という訳ではなかったと思うが、子供だけでは行ってはいけないという場所だった。 それでも子供にも付き合いというのはあるもので。友達に誘われて1回だけ行ったこと…